日本書紀にも。
日本書紀には次のような記述があります。
「檜は宮を造る木によい。槙は現世の民の寝棺を造るのによい」
檜は昔から、用と美を兼ね備えた最高の建築材として尊ばれ、高貴な木材として宮殿などに用いられてきました。その結果、現代でも日本の木造建築を見ることができるのですね。
法隆寺での一コマ。
日本が、世界に誇る最古の木造建築、法隆寺。
実は、法隆寺は檜造りなのです。だからこそ、現代まで持ちこたえることができたとも言えます。
その法隆寺の昭和の大改修の際、柱を2〜3mm削っただけで、かぐわしいあの檜の香りが漂ってきたと言われます。今も法隆寺の檜は生き続けているのですね。
伝統の証明。
美しい艶があり、緻密で、独特のかぐわしさ。
しかも比類のない強靭さ。
「伊勢神宮」や「東大寺」「清水寺」といった日本の有名な建築物にはすべて檜が使われています。
そして、建築技術が最高度に発達した今もなお、修繕の際には檜が使われています。
